I want...

I don't care what people say about me, I just do what I want.
人々が言っていることを気にせずに、私は自分がやりたいことするよ。

奉書紙・楮紙

奉書紙(ほうしょがみ)は、楮を原料とした厚手の紙。

楮紙(こうぞがみ・穀紙(こくし/かじかみ))とは、楮の樹皮繊維を原料として漉いた紙のこと。

奉書紙
基本的な構造は楮紙と同じであるが、黄葵の根や白土などを混ぜてより強度と厚みを増やしている。

越前奉書が有名。

室町時代ころから漉かれていた。室町幕府がこの紙を公文書として用いた事から、命令書の意の「奉書」紙と呼ばれるようになったという。 後に技術が全国に伝播し、各地で奉書紙が作られるようになった。現在も、主として儀礼用に用いれており、神道の祝詞用にも使われている。


楮紙
麻紙や斐紙に比べて美しさには劣るとされているが、丈夫であったために重要な公文書や経典・書籍など長期間の保存を要する文書の用紙として用いられて、長く和紙の代表的な存在とされてきた。

檀紙・奉書紙・杉原紙などはいずれも楮を材料としており、また和傘や障子、襖の材料としても用いられている。

なお、奈良・平安時代には、高級感を出すために斐紙の原料である雁皮を混合することも行われており、『延喜式』において朝廷で用いる上紙(高級紙)の規格として楮と雁皮(斐)の等量混合したものを原料とする規定が置かれていた。

原料処理が困難な麻や栽培が困難な斐と違って、原料加工がしやすく、栽培が容易であったために山間部などの農耕が困難な土地の副業として生産が盛んになった。明治以後には三椏紙とともに日本の和紙の生産の主力となったが、第2次世界大戦後の和紙の衰退とともに生産量は減産した。

wikipediaより




2015/08/06 up
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