I want...

I don't care what people say about me, I just do what I want.
人々が言っていることを気にせずに、私は自分がやりたいことするよ。

罪悪感

罪悪感とは文字通り罪の意識です。 自分の中のルールに『違反』したときに自分で自分が許せずに罪の意識を感じてしまうのです。 ちょっとした嘘をついてしまったこと、信号無視をしてしまったことから、誰かを傷つけてしまったこと、誰かを救えなかったことまで、私達の中にあるルールに違反してしまったことが原因です。


私の罪悪感


子どもの頃から、自分に自信がなかったため、何を言われても、自分が悪いと思って、過ごしてきました。たとえ、それが、私が原因ではなかったとしても。
何事にも敏感に反応しすぎてしまうので、「HSP(Highly Sensitive Person=非常に敏感な人々)」と呼ばれる性質なのかな?と思ったりします。
HSPについては、そういう本がいろいろ出ているので、読んでもらえれば


そういうわけで、
親の期待を裏切ったら悪いとか
親の言うことを聞かないと悪いとか
家業(家)を継がないと悪いとか
これらに反することは、私の中で、ずーっと「悪いこと」でした。


だから、親の言動にはことさら敏感で(他人の言動にも敏感に反応するけれど、他人だし、一時だしで乗り切れるようになったのは最近のこと)
もしかすると、単に親の言葉に傷ついて、親に気に入られたいという思いが強すぎて、敏感なのかもしれないけれど。
どんなに、頑張ったって、訴えてみたところで、一方通行だった。残念だけれど。それは、訴えてみたところで「どうして、あなたはワガママなの。妹は素直なのに」「どうしてあなたは」「どうしてあなたは」と、言われ続け、今も言われているわけで (^^ゞ
社会人になってから、他人に「どうしてあなたは」と「大人になりなさい」と言われるとパニック症状が出るようになった。それでも、私は、自分が悪いんだと、がむしゃらにがんばった。パニック症状が出るのは、私のがんばりが足りないからと。ほんと、ずーっと、そんな生き方をしてきた。
当然、私が悪いからと、何をするのもビクビクだし、楽しくないし。
根暗って言われてましたね。
自分は、明るくしちゃダメって思っていたしね


夫と結婚して、
だれも、責めてないよって言われて、責められていると思って罪悪感を感じているのは私の勝手な思い込みなのか
そう気づいて、他人とは、距離を置けるようになったし
気分屋の夫にも、鍛えられた(笑)


でも、乗り越えなければならない「親の存在」が
今でも、やっぱり、越えられない
親の顔を見ただけでもパニック症状が出るのを、無理して押さえ込んでいたので、
今年に入ってからは、何を聞いても、もう我慢が出来なくなってしまった。
結果、
家業は継ぎません!!宣言。
買わせられた会社の株は、譲渡する書類を渡し、
もともとそのつもりだったけれど、財産放棄するようにという父からの連絡だったので、財産放棄する文書を書き(法律の効力はないので、親が死んだら家裁に行かなきゃなんだけど)
夫は、その他、さまざまな書類の判を押した。


震災の時、妹たちと、妹の子どもを連れて県外避難した父。
私たちには、どうするかの相談はなかった
母は、私たちもどこかへ避難するっていうことになってたというので、父が、夫と会社を休業にするかどうかでもめた腹いせで、勝手に私たちが避難するって言ったんだろうなぁと。
ああ、昔、私が一番カワイイとか、孫の中で、うちの子が一番カワイイっていうのは、やっぱり、ウソなんだなと実感した。それまでも、私たちに隠れて、妹と妹の孫を連れて旅行に行っていたりしたしね。私が中学生の時「三女が一番カワイイ」って私に面と向かって言った父。母に至っては「私の育て方を失敗したから、妹はちゃんと育てる」って言い切ったわけで(私は失敗作)
そうよ、そうよ。わかっていたわよ。家を手伝わせるためだけに、私が一番カワイイっていう嘘をついたことなんか、言われたときから知っていたわよ (。>。<。)


おかげで、私の人生、私のものって、やっと思えるようになった
家のためにしなくちゃ
親のためにしなくちゃ
っていう、呪縛から、やっと解放された私


夫と父が、会社の運営のことでもめるたびに、
やりたくなければ、会社やめていいよ。
跡は継がなくてもいいからって、言うようになってしまった私。
そんなこと、私に言われたら、夫もがんばれなくなっちゃうよね (^^ゞ


とにかく、私の父は、婿養子に入った夫に対して、私に対する以上に「やってやってる」風を吹かせた(うちの子にも同じ。うちの子はそんなに顔を合わせるわけでもないので、適当に受け流しているみたい)。
さらに、会社の金を使い込んでいるとか、いろいろ言ったらしい。
それはないんじゃない?パソコンも自腹だし、出張も交通費と宿泊費以外の経費は自腹だし、私たち夫婦は、会社からお給料以外は一銭ももらってないんだけどって、父に抗議したら、そんなこと言ってないという。
いつも、こんな感じだ。
でも、私が抗議した後も、同じようなことを夫に言っていた父。なんだかなぁ


3年くらい前かな?
財産贈与の件で話があるというので、ああ、どうせ、妹たちに沢山、財産を譲るって言うんだろうな。だけど、いくらなんでも、会社のことを真っ先に考えてくれるよね。まあケチな父のことだから、夫には財産を渡すつもりはないんだろうな。でも、婿養子に入ってくれた夫に感謝の言葉くらいは言ってくれるよね。夫に対して感謝の言葉すらなかったら、私、平気でいられるだろうかとか
そんなことを思いながら、実家に言ったら、三女にはもともと家を建ててあげて住まわせていたので、当然、その家を譲るという(今、そこは人気物件で高額)。次女には、他の土地に家を建ててあげたい(いや、すでに、隠れて建ててるでしょ。なんで、隠すかな)。私には、会社の土地(え?会社の土地って、会社のモノで私のモノにはならないんですけど)。
ええ、父の大好きな順番で話が進み、ココで終わりました。
え?
会社の借金とかは、どうするの?
会社の借金は夫が受け継ぐのは当然と思っているの?
あの、、、婿養子に入ってくれた夫の立場は???
ここで、私、プッつん!


もう、会社のことなんか、どうでもいいや!!
あり得ないでしょ。
この20年間の夫の苦労に対するモノは、会社の借金って!!
そんなに、妹たちが大好きなら、妹たちが家を継げばいいのよ!!


と、ずーーーっと、そんなことを思いながら過ごしてきました。


2年前、とうとう父の「つがせてやってる」風に、嫌気がさした夫。
やめてもいいかというので
いいよ、やめよう
「つがせてやってる」って、会社の株は買えって言ってきて、継ぎたくもない会社の株を買わされた夫
継がせてやってるって言いたいなら、株くらいタダでよこせよと、ぶち切れ継続中の私だったので、もう、すんなりと、OK出しましたとも。


そして「罪悪感」に苛まれたわけですね (^^ゞ
そんな、私の姿を見た夫が、私の罪悪感の解消のために、このまま仕事をするっていう話になったわけですが
そうなると、私は、例の県外避難と財産分与の話に気持ちが戻ってしまって


というわけで、父や妹から何を言われても、ブチっ、ブチッってなってしまい、今年に入ってからは、さらに症状が悪化。
父が「なんでお前は」と、私の地雷を踏んでエンド


ええ
ええ、ええ「罪悪感」に苛まれているわけですよ(笑)


正しさへのこだわり

ココまで読んで、お気づきでしょうが、まさしく、コレですね。
一般的に「悪い」=「償わなければならない」=「犠牲を払わなければならない」=「それはとてもイヤな感じがする」という感覚。
だから、自分のしたことを正当化したり、正しい・間違いにこだわったりしてしまいます。そうすると「私は正しい、父が間違ってる」というケンカや争いに発展。

自分が「悪い。罪を補わなければならない」と思えば思うほど「きっと他の人もそう思うに違いない」となり「自分は周りの人から攻撃される」という恐れ

ええ、今、こんな感情が渦巻いてます。


自己攻撃

罪悪感があれば、必ず自己嫌悪・自己攻撃が生まれます。私が悪いわけですから、幸せになることなんて許せません。

2年前の夫が辞めるって言ったときは、この感情もあった。
今は、幸せになるっていう目的があるので、自己攻撃をしないでいるけれど、眠れないのは、実は無意識な自己攻撃なのだろうか?


攻撃

自己攻撃も容量を越え、自分を攻撃するスペースがなくなると、その攻撃は他人へ向くようになります。
「私はちゃんとやってるのに(私は正しい)、なんだ父のその態度は(父は間違ってる)」みたいな感じ

今、私がこうして記事を書いているってことがそうですね(笑)
私にとって「父が悪い」というのはある意味本音なのですが、実はそれは「本当は私が一番悪い」と思っている感覚からやってきている。それがエスカレートすると暴力になるらしい(今のところ、そこまでには至っていないからホッ)

補償

今回に限っては、もう、しょうがないじゃん。
お互いが「やってやってる」だったんだもんって思っているので、補償行為はないね。


逃避

罪悪感があると当然そこには近づきたくありませんし、とても居心地が悪いのが普通
で、今、父が会社に来ていて、それを知ったとたん、胸痛がひどいし、涙が出てくるしで、ああ、やっぱり、逃げて良かったと思う(笑)


癒着

罪悪感があると、その補償行為によって「相手に何かしなければ」という感情が生まれます。
あ、、、私にはないけれど、まさか、夫にこういう感情があったらどうしよう。
泥沼化しないように注意しよう


罪悪感を癒す

罪悪感とはそうした罪の意識、罰を受けなければという観念が作り出すもの。
最大の癒しのツールは「許し」そして「感謝」です。


何か自分を責めてしまいそうになるとき、あるいは責めてしまったときに、そんな自分を許し、また、誰かに対して感謝をすることです。
自分に過ちがあったならば、すぐに「ごめんなさい」と謝罪できる謙虚さと勇気が必要です。



「ごめんなさい」が言えないために苦しんでいるのだから
「ごめんなさい」を言おうよ。
それだけで十分だよね。


心の中だけで「ごめんなさい」を言っていても、罪悪感からは解放されないんだ。
そして「ごめんなさい」って言ったら、やっぱり、自分に非があるみたいって感じるから、言えないんだね。
ああ、だから、「ごめんなさい」と「ありがとう」がワンセットになってくるのか。


この前、家族から責められたとき、もう、それ以上、責められたくなくて、逆ギレして、責めましたが、多勢に無勢、負けました。逃げ帰ってきました。
でも、実は途中で、ものすっごく、冷静になっちゃった私がいて、
私、何をこんなに怒っているんだろう?とか、
結局、何に対して怒っているんだろう?とか、わけがわからなくなっている自分に気づいて
みんなが、真剣に私を責めているのに、プププッって笑っちゃったんですね。


結局、いろんな、原因はあるのかもしれないけれど
何が原因かなんて特定できないし(妹は特定しようとしていたけれど、特定される原因なんかないので、妹が好きそうな原因を言ってあげたけど)
ただ「ごめんなさい」なんだなぁと


問題は、、、、今現状、父が来ているって聞いただけでパニック症状が出る状況の私が
「ごめんなさい」を言いにいけるかって事だよ


最後の、がんばり?


とりあえず、
どんどん、罪悪感にとらわれて、つらい思いをし続けるより
今日、言おう
父が許さなくても、それは、父の判断。
私は、私を許すよ。


・・・やっぱり、退社日にする?
(^_^;)\(・_・) オイオイ


2018/02/28 up
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