夏休みの自由研究に … 望遠鏡を作ろう
今から400年ほど昔、オランダにリッペルスハイというレンズ職人がいました。
ある日、2枚のレンズを手にかざして教会の風見鶏を見たところ、大きく見えたことにとてもおどろき、これをきっかけに1608年に対物レンズに凸レンズ、接眼レンズに凹レンズを使った望遠鏡の特許を申請しました。
これが世界最初の望遠鏡でオランダ式望遠鏡とよばれています。
リッペルスハイの発明を聞いたイタリアの学者ガリレオ・ガリレイは、理論分析して1609年に30倍もの大きさで見えるガリレオ式望遠鏡をつくり、天体を観測して木星の衛星や月面の凹凸、金星の満ち欠けなどを発見しました。
オリジナル望遠鏡を作りましょう手作り望遠鏡
1611年にはドイツの天文学者ヨハネス・ケプラーが2枚の凸レンズを使って像は倒立しているものの視野が広いケプラー式望遠鏡を発表しました。
身近な入れ物を利用して望遠鏡を作ろう！ケプラー式望遠鏡作り
ガリレオ式望遠鏡や、ケプラー式望遠鏡を作ってみませんか？
望遠鏡を作ったら、月を見てみましょう。
※太陽は絶対見てはいけません！
2016/07/22 up