I want...

I don't care what people say about me, I just do what I want.
人々が言っていることを気にせずに、私は自分がやりたいことするよ。

学習指導要領ってなに?

「学習指導要領」は、戦後すぐに試案として作られましたが、現在のような大臣告示の形で定められたのは昭和33年のことであり、それ以来、ほぼ10年毎に改訂されてきたそうです。

今年の3月末までには、新しい学習指導要領の告知がされるというのですが、学習指導要領って、そもそも何ですか?


指導要領ってなに?

全国のどの地域で教育を受けても、一定の水準の教育を受けられるようにするため、文部科学省では、学校教育法等に基づき、各学校で教育課程(カリキュラム)を編成する際の基準を定めています。これを「学習指導要領」といいます。  「学習指導要領」では、小学校、中学校、高等学校等ごとに、それぞれの教科等の目標や大まかな教育内容を定めています。また、これとは別に、学校教育法施行規則で、例えば小・中学校の教科等の年間の標準授業時数等が定められています。  各学校では、この「学習指導要領」や年間の標準授業時数等を踏まえ、地域や学校の実態に応じて、教育課程(カリキュラム)を編成しています。 http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/idea/1304372.htm



ゆとり教育

ゆとり教育は、1980年(昭和55年)度から施行された学習指導要領による教育方針であるが、1992年(平成4年)度から施行された新学力観に基づく教育や、2002年(平成14年)度から施行された「生きる力」を重視する教育をゆとり教育であると定義する人もいる。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%86%E3%81%A8%E3%82%8A%E6%95%99%E8%82%B2



私は「ゆとり教育」そのものの考え方は間違っていないように思うのですが、結局、その理念をよく理解できないまま、教育が進んで行ってしまったのではないかと思うんですよね。結局、現場の先生の力量次第というか。それじゃ、現場の先生が悪いのかと言えば、そういうわけでもなくて、新しい指導要領をどう解釈するかの伝達がキチンとされなかったんじゃないの?なんとなく、そんな気がします。ええ、よくわかりませんので、そんな気がするだけです。

指導要領の改訂がされると、趣旨徹底の講習会や研究会が開催され、指導要領について学ぶ機会が提供されているそうです。 でも、全員の先生が学んでいるわけではないですよね?きっと、エライ人とか、教育に熱心な人が講習会とかに参加して、学んでいると思うけれど、そうでない先生方はどうなのかな?そうでない先生にあたったら嫌だな(完全に、親目線)

  しかし、10年サイクルで指導要領を改訂するって、時代に合わないんじゃないんですかね?まして、今、ものすごい早さで時代が変化しているところに10年サイクルでは、、、と思ってしまうのは私だけでしょうか?
 
教育って時間がかかるものだから仕方がないのでしょうか?

学習指導要領改訂の流れ

指導要領の実施状況について、4年~5年の観察
その間に問題を見極め、中教審で審議(中教審って何?って話は今回パス)
その結果に基づいて指導要領を作成するのに3年弱
真指導要領に基づく教科書の作成に1年
教科書の検定に1年
採択に1年
こんな感じで10年かかるそうです。


海外の教科書

私、教科書はどの国も、新しい教科書を配布しているのだと思っていました。
ところが、貸し出ししている国もあるようで。そんな方法があるのか!と知ったときはびっくりしました。

というわけで、状況の確認と審議で時間がかかるとしても、教科書を貸し出しにすれば、もう少し短縮できるんじゃないの?とかって思ってしまいました。ええ、完全に、素人の考えです。

アメリカの教科書については、下記のページの体験談が面白かったです。
http://www.toyo-bunko.or.jp/museum/mablog/2012/07/post-166.html

面白いなと思ったのが、授業が進めど「アメリカ史」
先生、アメリカを愛しすぎだろ

この話を読みながら、もしかして、先生によって、教える内容が変わるって事なの?
日本のように、全員が同じ事を教わっていないって事なの?
いや、別に、教科書で書かれていることが正しいことでもないわけだと思っているけれど、それでも、基礎部分は、みんな同じモノを教わった方がよくね?とか。

だから、真新しい教科書を配布する必要があるのか?とか。
でも、他の貸し出ししている国では、教科書どおりに教えているっていう記事も読んだことある(かなり前に読んだので、記事を見つけることができませんでした)。その国では、貸し出し教科書に新しく改訂された部分は、プリントなり補助教材を配布しているって書かれていた。ということは、教科書どおりに教えるか教えないかは、国の考え次第なのかな?

教科書どおりに教えるか教えないかを考えたら、「教育指導要領」ってすごいんだな。
日本の子どもたちが、みんな、同じ事を学べるんだ。
日本、すごいな。

でも、やっぱり、教育の指導の仕方を10年もかけて検討しているのは、ダメじゃないのかな?
まあ、移行期間というのもあるので、次の指導要領に向けて、変わるところは、早めに移行していたりはするのですけれど・・・

今現在はどうなっているかというと
平成28年度内 中央教育審議会として答申(小学校は32年度から、中学は33年度から全面実施予定。高校は34年度から年次進行により実施予定。)
というわけで、今年の3月末までには新しい学習指導要領が告知されます。

なんか、難しい話で、疲れました。
専門の先生方が見たら、わかりもしないで、なに好き勝手、言ってるんだって言われそうです。(^^ゞ


ゆとり教育

オリンピック終わりましたね。
どのスポーツも、メダルの数だけではない、感動と、国を超えた選手達の熱い思いが感じられたオリンピックでした。
で、ふと、思ったのですが・・・羽生君とか「ゆとり世代」じゃない?
ほら「ゆとり」とかって、関係ないんだよ。
と、思いつつ、彼らは、英才教育されてきたのだから、そもそも「ゆとり」じゃないのか?とか思ったりもする。 2018/02/26 追記


2017/01/31 up
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