I want...


I don't care what people say about me, I just do what I want.
人々が言っていることを気にせずに、私は自分がやりたいことするよ。





自分の居場所を見つける旅


子どもの頃から、ここは自分の居場所ではない
そんな違和感の中で過ごしてきた

人という社会の中で、
赤鬼は受け入れられても
青鬼は受け入れられない
どちらも心優しい鬼なのに
何が違うのだ
何が悪いのかと

自分は青鬼のようだと

最初は、距離を測り、性質を探り、
周りとの関係を見極め
時間をかけて、自分の態度を決定する

ときに、
石橋をたたき壊して渡ることが出来ない人と言われるくらい
優柔不断と言われることもある

そうではない
いろんな事を見極めて
自分はどうしたいのか、
自分はどう考えているのかを決定したときには
周りの様子は変わってしまっている

たたき壊したわけじゃない
そうではないと言ってみるけれど
だいぶ前に橋を渡ってしまった人にとっては
見ていたのは「たたき壊している私」の姿であって
その後のことを気にとめることはない

橋を壊さなくても渡れるのに
わざわざ、壊す必要はないのにね
……クスクス……
そんな、笑い声が聞こえてくる
ああ、この穴が見えないのか
穴を埋めているのが壊しているように見えるのか
他人が理解することはないのだと
絶望にも似たあきらめを抱えて生きてきた


自分は自分
他人は他人
自分の成長のために他人を見下す必要はないし
他人が高い位置にいても、自分が低いと悲観する必要もない
そんなことに気づいて
ようやく、
次の旅に出る

自分の居場所を探す旅
いろんなことに気づいて
居場所を探し続ける


探して
探して
探し続ける

死んでも見つからないのではないかと
不安と
絶望と
諦めと


最後は
大切だと思っていたモノさえも
かなぐり捨てて


そうして
道の先に光が見えてきた



ここに至るまで
本当に、キツかった
いろんなものを切り捨ててきた
切り捨てて、切り捨てて
その度に、
自分の至らなさを思い知らされる


長かった
キツかった

青鬼を
青鬼のまま、
理解し
愛して欲しい
居場所が欲しい

そんな旅を続けてきた


百合


こんな旅も2020年に終わって
私の居場所を見つけて
次の旅に出かけるらしいです



banner
Enter




I want...